白髪の生える場所

白髪が生える場所によって、その原因をある程度は特定できるそうです。

 

毛の毛母細胞にあるメラノサイトの働きが低下し、メラニン色素が作られなくなることで、髪の毛の色が薄くなってきますが、これには、活性酸素の影響が大きいといわれています。活性酸素は、呼吸で取り込んだ酸素が変形したもので、体の細胞にダメージを与えてしまう特徴があります。

 

これらの活性酸素が、頭のどの部位に発生するかで、白髪の生える場所が決まってきます。

 

頭頂部や毛の分け目にある場合ですが、紫外線が原因と考えられます。髪の毛に直接紫外線があたっても毛の色は変わりませんが、分け目などの地肌に直接あたると、その部分には活性酸素が発生しやすくなります。そして地肌部分の毛母細胞の働きが悪くなりメラニン色素が分泌されにくくなります。

 

こめかみ部分（耳の上あたり）にある場合、ストレスによる影響が大きいと考えられています。この部分は、脳と体の部分を結ぶ通り道で、神経細胞が多く集まっている箇所です。長時間のデスクワークなどで、神経細胞に負担がかかると活性酸素が発生し、その周囲の髪の色が薄くなります。

 

シャンプーなどで頭皮を指でこする場合、強くこすりすぎた場所は、頭皮がダメージをメラノサイトの働きが落ちることもあります。特定の部分だけ髪の毛の色が薄い場合、自分の生活を見直して、チェックして下さい。

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